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高配当株投資を始めたいけど、どの証券口座を使うべきかな?
こんな方のための記事です。
ネット証券が普及してきた時代において、各証券とも様々なサービスを提供するようになり、証券口座選びは難易度を増してきました。
そこで本記事では
- 投資歴10年以上(失敗経験もあり)
- AFP・簿記資格を保有中
- 現在の含み益は4桁万円超え
- 年間予想配当金は100万円超え
のわたし「こるきち」が高配当株投資に向いている証券口座とそれぞれの特徴についてまとめました。
この記事を読めば、
- 各証券口座の得意&不得意がわかる
- 配当株投資においての最適解が見つかる
- 各証券の特徴を活かした使い方ができる
といったメリットが得られます。
ぜひ最後まで確認して少しでも有利に投資を進めていきましょう。
おすすめの使い分け方
- 米国株投資をするなら
- 新NISA導入で買付手数料や為替手数料が無料化した今、大差ははなくなってきました。
「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「moomoo証券」から選んでおけば問題なし。
- 日本株投資をするなら
- 国内株取引手数料0円!さらに1株単位での取引ができる「SBI証券」がおすすめ。
ただいずれの証券も大差はなくなってきた。
- 中国株投資をするなら
- 取扱い銘柄数が豊富で手数料の安価な「マネックス証券」がおすすめ
- 投資情報の収集をしたい場合
- 銘柄分析・スクリーニングをしたい場合は「マネックス証券」
機関投資家の動向や決算最新情報を得たい場合は「moomoo証券」
日経新聞を無料で読みたい場合は「楽天証券」
- 総合的な資産形成に向くのは?
- <楽天経済圏をご利用の方>
楽天ポイントが貯まりやすく、楽天銀行の普通預金金利が0.1%と高金利になる「楽天証券」がおすすめ
<au経済圏をご利用の方>
Pontaポイントが貯まりやすく、auじぶん銀行の普通預金金利が最大0.2%と高金利になる「auカブコム証券」がおすすめ
結論から言えば、取り扱い銘柄数が豊富で手数料が安価な「SBI証券」もしくは「楽天証券」の開設は必須。
また「マネックス証券」「moomoo証券」あたりも開設することで、銘柄分析や条件に合った銘柄検索を容易に行うことができます。(どちらも米国企業の決算情報が日本語で読める貴重なツール)
個人的には「マネックス証券」「moomoo証券」は個別株投資をするなら必須と考えています。
「auカブコム証券」は単体での旨味はありませんが、au経済圏を利用されている方であればその他の恩恵が得る目的で活用するのも有りでしょう。
手数料の安さ業界№1で優良商品も豊富
楽天ポイントが貯まり、日経新聞も無料で読める
分析ツールが超優秀!総額4,400ptプレゼントも!
Pontaポイントやau経済圏との相性抜群
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各証券口座の手数料と特徴比較
米国株 取引手数料 | 約定代金の 0.495%※1 ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495%※1 ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495%※1 ※新NISA無料 | 約定代金の 0.088%※1 ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495%※1 ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495%※1 ※新NISA無料 |
日本株 取引手数料 | 無料 | 無料 | 一日定額手数料コース 100万円/日まで550円※新NISA無料 | 無料 | 1日定額手数料コース 100万円/日まで無料 ※新NISA無料 | ボックスレート 50万円/日まで無料 ※新NISA無料 |
単元未満株 (1株単位) | 無料 | 無料※2 | 買付時=無料 売却時=0.55% ※新NISA無料 | 無料 | 約定代金の 0.55% ※新NISA無料 | 取扱いなし |
中国株 取引手数料 | 約定代金の 0.286% (最大517香港ドル) | 約定代金の 0.275% (最大5,500円) | 約定代金の 0.275% (最大495香港ドル) ※新NISA無料 | 取扱いなし | 取扱いなし | 取扱いなし |
外国取扱い銘柄 | 米国 中国 韓国 ロシア ベトナム シンガポール タイ マレーシア インドネシア | 米国 中国 シンガポール タイ マレーシア インドネシア | 米国 中国 | 米国 | 米国株 | 米国株 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※2:別途スプレッドが0.22%かかる
米国株投資なら「SBI証券」「マネックス証券」「楽天証券」がおすすめ
米国株投資をするなら上記3社をおすすめします。
理由は取引手数料は0.495%と業界最低水準で、買付手数料無料の米国ETFが豊富にあるからです。(※マネックス証券は消費税分の手数料は負担する必要あり)
ただ新NISAを利用するのであれば、いずれも無料で取引できます。
米国株 取扱銘柄数 | 約4,400銘柄 | 約3,900銘柄 | 約4,200銘柄 | 約7,000銘柄 | 350銘柄以上 | 1,000銘柄以上 |
米国株 取引手数料 | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) ※新NISA無料 | 約定代金の 0.088% (最大22米ドル) ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) ※新NISA無料 | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) ※新NISA無料 |
米ドル購入時 為替手数料 | 1ドル25銭 ※リアルタイム為替取引利用で無料 | 1ドル25銭 ※リアルタイム為替取引利用で無料 | 0円 ※3ヶ月に一度見直し | 無料 | 1ドル20銭 | 無料 |
買付手数料 無料米国ETF | VT VTI VOO EPI GLDM QQQ SPYD AGG VGT IYR | VT VOO VTI SPY RWR GLDM AIQ FINX GNOM EPI QQQ SPYD AGG VGT IYR | VT VOO VTI VWO QQQ SPYD HDV QYLD XYLD PFFD LIT BUG DRIV ※消費税分0.045%は要負担 | なし | なし | なし |
取り扱い銘柄や手数料無料で購入できる米国ETFはそれぞれ証券口座によって異なります。
新NISAではなく「特定口座」などの課税口座を利用する場合は、手数料がかかりにくい証券口座のファンドを選択しましょう。
例えば高配当ETFとして有名な「HDV」「PFFD」はマネックス証券のみ手数料無料!不動産ファンドとして有名な「RWR」は楽天証券のみ手数料無料!
といったように異なる特徴を上手に活用すれば手数料をおさえて有利に投資できます。
日本株投資なら「SBI証券」がおすすめ
2023年より日本株の買付手数料を無料化すると発表したのは「SBI証券」と「楽天証券」。
どちらもおすすめの証券口座ですが、単元未満株の取扱数では「SBI証券」に軍配が上がるため現状では日本株を取引するのであればSBI証券が最適解になるでしょう。
またマネックス証券では単元未満株の買付に関しては手数料がかからないため、少額で買い付けるだけであればマネックス証券でもコストは抑えられます。
1日の約定代金合計 | 1日定額手数料コース | 1日定額手数料コース | ボックスレート | ||
50万円まで | 0 円 | 0 円 | 550円 | 0 円 | 0 円 |
100万円まで | 0 円 | 0 円 | 550円 | 0 円 | 1,100円 |
200万円まで | 0 円 | 0 円 | 2,200円 | 2,200円 | |
300万円まで | 0 円 | 0 円 | 2,750円 | 3,300円 | 3,300円 |
以降100万円 増加ごとに | 0 円 | 0 円 | +2,750円 | +1,100円 | +1,100円 |
25歳以下 取引手数料無料 | 25歳以下 取引手数料無料 |
単元未満株 (1株単位) 買付手数料 | 0円 | 0円 ※スプレッドはかかる | 0円 | 約定代金の 0.55% (最低52円~) | 取扱いなし |
売却手数料 | 0円 | 0円 ※スプレッドはかかる | 約定代金の 0.55% | 約定代金の 0.55% | 約定代金の 0.55% |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
またau経済圏の利用頻度が高い方であればau経済圏と連動性のよいauカブコム証券も使う余地はあるように感じます。(もらえるポイントや他のサービスで手数料以上に得できるかも)
いずれの証券口座も国内株の取引手数料はかなり引き下げられてきました。
中国株投資なら「マネックス証券」がおすすめ
中国株 取扱銘柄数 | 700銘柄以上 | 450銘柄以上 | 2,000銘柄以上 | 取扱いなし | 取扱いなし |
中国株 取引手数料 | 約定代金の 0.275% (最大5,500円) | 約定代金の 0.286% (最大517香港ドル) | 約定代金の 0.275% (最大495香港ドル) 新NISA無料 | ||
為替手数料 | 【香港株】 1香港ドルにつき 15銭 【上海A株】 1元につき20銭 | 1香港ドルにつき 15銭 | 1香港ドルにつき 15銭 |
こと中国株の取引に関しては、「取り扱い銘柄数」「手数料の安さ」ともにマネックス証券が他社を圧倒します。
新NISAで買付を行う際、手数料が無料になるのもマネックス証券だけです!
また楽天証券も手数料改定でマネックス証券と同等の水準になったため、欲しい銘柄が楽天証券で手に入るのであれば楽天経済圏で恩恵を受けられる楽天証券を使ってもよいでしょう。(ただしマネックス証券のように新NISAでの買付手数料が無料ではありません)
投資情報収集は「マネックス証券」「moomoo証券」「楽天証券」を使うべき!
高配当株投資に欠かせない投資情報収集。
「マネックス証券」「moomoo証券」「楽天証券」ではそれぞれ投資情報を集めるための無料サービスがあるため、上手に活用できれば
- 時間も費用もかけずに
- 知りたい情報が手に入り
- 投資を成功させる確率が上がる
こんな状態を作れるでしょう。
銘柄分析やスクリーニングに強い「マネックス証券」
まずマネックス証券では「銘柄スカウター」という機能を使えば、入手しにくい米中国企業(過去から現在まですべて)の決算情報が日本語で入手できます。(もちろん日本銘柄の決算情報も入手できます)
また決算情報をもとに銘柄を絞り込み検索できる「10年スクリーニング」という機能が秀逸で、一撃で自分好みの銘柄を探し出すことも可能。
マネックス証券は銘柄発掘・検討時に大きな「時短効果」が得られます。
機関投資家の動向や最新決算情報が取得できる「moomoo証券」
次にmoomoo証券では、機関投資家の保有する銘柄状況やヒートマップを確認することができ、ETFを含む米国株や日本株の分析も容易に行えます。
例えばETFであれば、過去の配当推移や現在の銘柄組入れ状況など気になるデータが一瞬で手に入ります。
また投資に関連するニュースや口コミ投稿を確認することもできるため、「今が割安なのかどうか」「周囲がどんな評価をしているのか」などがわかります。
moomoo証券を使えば、「プロが扱うようなデータ」を我々一般人が手に入れることができます。
日経新聞が無料で読める「楽天証券」
最後に楽天証券では、日経テレコン(=日経新聞のウェブ版)や会社四季報、米国株情報誌のバロンズダイジェストなどを無料で読むことができます。
特に日経新聞が無料で読めるのは楽天証券だけ。電子版なら通常4,277円/月かかるため、これだけでも使う価値があるサービスでしょう。
また銘柄スクリーニング機能も搭載しているため、マネックス証券をお持ちでない場合は簡易的に銘柄を検索することも可能です。(マネックスのように過去10年分の情報からはスクリーニングできませんが…)
楽天証券は単に楽天ポイントが貯まるだけではなく、投資に必要な情報が得られる優良証券なのです。
総合的な資産形成に向くのは 楽天証券
楽天証券では証券口座の他に「楽天銀行」を開設して連携させることによって、普通預金金利が0.1%になったり、楽天市場でのポイント付与率がUPしたりします。
また楽天銀行は取引回数や口座残高などの条件に応じて、ATM手数料や振込手数料が月数回無料になります。
無駄な手数料を払うことなく利子やポイントがもらえやすくなるため、投資だけではなく資産形成全体の総合力が上がります。
証券口座と連携することで楽天サービス全体で様々な恩恵が得られます。
- 楽天ポイントが貯まりやすくなる
- 楽天銀行の預金金利が0.1%になる
- ATM手数料・振込手数料が月数回無料になる
au経済圏を利用する方であれば auカブコム証券
auカブコム証券も「auじぶん銀行」と連携すれば普通預金金利が0.1%になります。(auPAYアプリやauPAYカードの引き落とし口座設定で普通預金金利が最大0.2%にもなる。)
またauじぶん銀行も取引回数や口座残高などの条件に応じて、ATM手数料や振込手数料が月数回無料になります。
Pontaポイントが貯まりやすくなったり、投資に使ったりすることもできるため最近ではよく話題になっています。
普段からauPAYマーケットやauPAIふるさと納税、Pontaなどをよく利用する方であれば「auカブコム証券」は資産形成の総合力を引き上げてくれます。
- Pontaポイントが貯まりやすくなる
- auじぶん銀行の預金金利が最大0.2%になる
- ATM手数料・振込手数料が月数回無料になる
- 条件によって手数料の割引サービスがある
わたしの使い分け方
参考までにわたしの使い分け方を紹介しておきます。
- 「SBI証券」=日本株やJ-REITに投資
- 「楽天証券」=米国株や外貨建てMMFに投資
- 「マネックス証券」=銘柄分析やスクリーニングに使用
- 「moomoo証券」=企業決算情報やニュース取得に使用
「SBI証券」=日本株やJ-REITに投資
もともと「SBI証券」で日本株やJ-REITに投資しており、新NISAの開設口座もSBI証券です。
理由としては
- もともと取引手数料が業界最安
- 1株単位での取引も可能
- 取り扱い銘柄も豊富
といった特徴があったからです。
「楽天証券」=米国株や外貨建てMMFに投資
新NISAが始まり、主要ネット証券では新NISAでの米国株買付手数料が無料化されました。
ただ以前は手数料がかかっていたため、手数料無料の米国ETFが豊富にあった「楽天証券」を利用していました。
こちらも新NISAが始まったため、特定口座などで買付する分以外は正直楽天証券を使うメリットはなくなりました。
操作画面は抜群に見やすいので、その点ではおすすめ。
「マネックス証券」=銘柄分析やスクリーニングに使用
マネックス証券最大のメリットは以下の2点が使える点↓↓
- 銘柄スカウター
- 10年スクリーニング
配当株投資は配当が得られてナンボの投資。
しっかりと財務の確認をした上で購入しないとあとで配当が得られなくなった時に後悔します。
マネックス証券のツールを使えば、財務を確認することも、財務指標を条件とした銘柄スクリーニング(絞り込み検索)することも可能。
米国企業の過去決算情報が日本語で見れる優良ツールなのでぜひ使っておきたいところです。
「moomoo証券」=企業決算情報やニュース取得に使用
おそらく機能面では他社の追随を許さないのが「moomoo証券」
こちらは
- 投資家の口コミ投稿
- 機関投資家の動向
- ヒートマップ
- 最新決算情報
などプロをも唸らせる豊富な情報を得ることができるため、こちらも情報収集ツールとして利用しています。
あとさりげなく米国株取引手数料が業界最安な点も魅力ポイント。
まとめ
各証券口座の特徴は以下のとおり
- SBI証券
- 取引手数料が業界最安水準。サービスが充実していて幅広い活用方法ができる証券口座
SBI証券の詳細はこちら - 楽天証券
- 連携できる楽天サービスが多く、資産形成全体のスピード感が上がる証券口座
楽天証券の詳細はこちら - マネックス証券
- 銘柄分析ツールが充実しており、米国株・中国株取引に強みを持つ証券口座
マネックス証券の詳細はこちら - auカブコム証券
- 米国株取引には向かないけど、au経済圏と相乗効果の狙える証券口座
auカブコム証券の詳細はこちら
いずれも無料で口座開設できるため、すべての口座を開設して使い分けることをおすすめします。
複数の証券口座を持つことで各証券の良いとこ取りができます。
複数の証券口座を開設するのが面倒だと思う方であれば、まずは手数料の安い「SBI証券」か総合力の高い「楽天証券」を開設しておけば問題ないでしょう。
また分析ツールの秀逸な「マネックス証券」や「moomoo証券」もできれば開設しておきましょう。
何をしたいのかによって必要な証券口座は変わってきますが、配当株投資においてはこの記事でお伝えした方法を一案としていただけると幸いです。
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Pontaポイントやau経済圏との相性抜群
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