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SBI証券ってどんな証券口座?
こんな方に向けた記事です。
- この記事の結論
- SBI証券は口座開設数800万超えとネット証券業界№1の人気を誇ります。他社にはないサービスが豊富にあり、特に国内株・米国株ともに業界最低水準の手数料で取引できるなど、コストにこだわった証券口座。
- SBI証券のメリット
- ・国内株、外国株ともに低コストで取引できる
・ジュニアNISAで外国株が買える
・定期自動買付が可能で手間がかからない
・格安投資信託「SBI・Vシリーズ」が購入できる
・住信SBIネット銀行と連携でき効率的な資産形成ができる - SBI証券のデメリット
- ・操作画面が見づらい
・メンテナンス頻度が多い
とにかくコストがかかりにくく、利益を残しやすい証券口座です。
投資初心者はもちろん、本格的に投資をしたい人も開設しておきたい総合力の高い証券口座です。
手数料の安さ業界№1で優良商品も豊富
SBI証券のメリットはサービスが豊富でとにかく手数料が安いこと
SBI証券の国内株取引手数料は業界最低水準。1株単位での取扱いもあり少額取引も容易におこなえます。
米国株取引に必要な米ドルを低コストで入手する方法や、手数料が無料で購入できる米国ETFがあるなど、外国株取引も有利に進めることができます。
国内株の取引手数料が業界最安(25歳以下は無料)
以下の表は評判の良い証券会社を集めましたが、その中でもSBI証券の国内株取引手数料の安さが光ります。
定額プランであれば、1日100万円までの取引にかかる手数料は無料で済みます。
1日の約定代金合計 | アクティブプラン | いちにち定額コース | 1日定額手数料コース | 1日定額手数料コース | ボックスレート |
50万円まで | 0 円 | 0 円 | 550円 | 0 円 | 0 円 |
100万円まで | 0 円 | 0 円 | 550円 | 0 円 | 1,100円 |
200万円まで | 1,238円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 | |
300万円まで | 1,691円 | 3,300円 | 2,750円 | 3,300円 | 3,300円 |
以降100万円 増加ごとに | +295円 | +1,100円 | +2,750円 | +1,100円 | +1,100円 |
25歳以下 取引手数料無料 | 25歳以下 取引手数料無料 | 25歳以下 取引手数料無料 |
さらに25歳以下は取引手数料が無料となっており、若年層の方にとっても投資を始めやすい証券口座です。
投資は時間をかければ有利に進められるため、若年層には追い風になります。
国内(日本)株が1株単位で取引できる
通常であれば国内(日本)株の取引は、100株や1000株などの単位で取引する必要があります。
しかしSBI証券なら単元未満株(1株単位)での取引が可能で、高額取引になりません。
10社の株を1株ずつ買うなど、少額での分散投資が容易にできます
単元未満株 (1株単位) 買付手数料 | 0円 | 取扱いなし | 0円 | 約定代金の0.55% (最低52円~) | 取扱いなし |
売却手数料 | 約定代金の 0.55% | 取扱いなし | 約定代金の 0.55% | 約定代金の 0.55% | 取扱いなし |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
米国株が有利に取引できる
SBI証券は米国株の取引にかかるコストも業界最低水準です。
さらに米国株取引に必要な「米ドル」へ両替する際の為替手数料を安く済ませる方法があったり、優良な「米国ETF」が買付手数料無料で購入できたりとトータルコストをおさえられます。
米国株 取扱銘柄数 | 5,100銘柄以上 | 4,700銘柄以上 | 5,000銘柄以上 | 350銘柄以上 | 1,000銘柄以上 |
米国株 取引手数料 | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) | 約定代金の 0.495% (最大22米ドル) |
米ドル購入時 為替手数料 | 1ドル25銭 ※住信SBIネット銀行を使えば1ドルあたり3銭~6銭で両替可能 | 1ドル25銭 ※不定期で為替手数料キャッシュバックキャンペンあり | 0円 ※3ヶ月に一度見直し | 1ドル20銭 | 1ドル25銭 |
米国株取引に必要な米ドルを低コストで準備できる
どの証券口座も米ドルへの両替に必要な為替手数料はおおよそ1ドルにつき25銭必要です。
SBI証券も通常は他社と同様に1ドルにつき25銭かかります。
しかし提携する住信SBIネット銀行の「外貨預金」や「外貨積立」というサービスを利用すれば、低コストで米ドルを取得することができます。
- 外貨預金とは
- 自分のほしいタイミングで外貨と両替できるサービス。(リアルタイム取引や為替レートを指定しての取引も可能)
1ドルあたり6銭で両替できます。 - 外貨積立とは
- あらかじめ指定した条件で定期的に外貨を自動で両替するサービス。
1ドルあたり3銭で両替することができます。
(※購入後に積立設定を解除することもできるため外貨預金より低コストでおすすめ。)
同サービスは米国株投資の王道戦略でもあります↓↓
https://www.haitou-kabu.com/how-to-get-us-dollars-at-lowcost/取引手数料無料の米国ETFが秀逸
SBI証券では以下の米国ETFにかかる買付手数料が無料となっています。(※通常は米国株同様0.495%かかる)
買付手数料 無料米国ETF | VT VTI VOO EPI GLDM QQQ SPYD AGG VGT IYR | VT VOO VTI SPY RWR GLDM AIQ FINX GNOM EPI QQQ SPYD AGG VGT IYR | VT VOO VTI VWO QQQ SPYD HDV QYLD XYLD PFFD LIT BUG DRIV ※消費税分0.045%は要負担 | なし | なし |
詳細を見る |
- 米国ETFとは
- 米国市場に上場する株や債券などの詰め合わせ投資商品のこと。
1つ買うだけで数十~数千銘柄へ投資でき、組入れ比率の調整や銘柄の入れ換えなどは運用会社が行ってくれるため、管理に手間がかからず多くの投資家が利用しています。
<人気の米国ETF一例>
・VT=全世界の株式約9000銘柄が対象のファンド
・VTI=全米企業(約4000銘柄)の株式を対象としたファンド
・VOO=S&P500(米国優良企業約500銘柄)を対象とした株式ファンド
・AGG=安全性の高い債券(約9000本)を対象としたファンド
要は優良な詰め合わせ商品が無料で購入できるということ。
SBI証券では高配当株ファンドでおなじみの「SPYD」も無料で購入できます。
ジュニアNISAで外国株が買える
SBI証券はジュニアNISAで「外国株」が購入できる唯一の証券口座です。
子供に成長性の高い米国株を資産として残してあげたい!
こんな方であればSBI証券が有効的です。
- ジュニアNISAとは
- 対象年齢0~17歳までの子供用の非課税口座のこと。
年間80万円が非課税枠の上限で、18歳になるまでの間であれば利益に対して税金がかかりません。
もともと18歳になるまで払い出しができない制限がありましたが、制度が終了する2024年以降はいつでも換金できるようになり、使い勝手が良化しました。
ジュニアNISAの制度詳細はこちら
ジュニアNISA 対象商品 | 投資信託 国内株式 国内ETF 国内ETN 国内REIT 外国株(ETF含む) | 投資信託 国内株式 国内ETF 国内REIT | 投資信託 国内株式 国内ETF 国内ETN 国内REIT | 投資信託 国内株式 国内ETF 国内ETN 国内REIT | 投資信託 国内株式 国内ETF 国内ETN 国内REIT |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
上記で紹介した米国ETFをジュニアNISAで購入すれば、買付手数料や税金をかけずに高効率で投資できます。
定期自動買付が可能で購入の手間がかからない
SBI証券は定期自動買付設定ができます。
- 曜日指定(例:毎週水曜日)
- 日付指定(例:毎月1日と15日)
などで購入日を設定し、「購入金額」や「購入株数」を入力しておけばその後に購入の手間がかかりません。
投資に時間をかけたくない方にとってはありがたいサービスです。
連携銀行の住信SBIネット銀行が優秀
SBI証券は住信SBIネット銀行と連携して「ハイブリッド預金」というサービスを使えば投資資金の移動をスムーズできます。
スムーズにできるだけではなく、預金金利が「0.01%」となります。
楽天銀行の0.1%には及びませんが、メガバンクの0.001%に比べると遥かに高水準です。
また取引回数や預金残高に応じて決まる会員ランクによって、振込手数料やATM手数料が最大月20回無料になります。
ATM利用手数料 | 振込手数料 | |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
余計な手数料がかからず高金利のため、資産形成スピードが向上します↑↑
格安投資信託「SBI・Vシリーズ」が購入できる
近年投資信託の信託報酬(運用コスト)の引き下げ合戦がおこなわれていますが、2021年にSBI証券にて信託報酬がさらに安価な投資信託「SBI・Vシリーズ」がリリースされました。
この「SBI・Vシリーズ」は一部を除いてSBI証券でしか購入できません。
- 信託報酬とは
- ファンドの価格に対してかかる年間コストのこと。
「ファンドの価格×信託報酬率÷年間日数」が毎日基準価格より差し引かれます。
SBI・Vシリーズ | 投資対象が同じファンド | |
ファンド名 (信託報酬) | SBI・V S&P500 (0.0938%) | e MAXIS Slim S&P500 (0.0968%) |
ファンド名 (信託報酬) | SBI・V 全米株式 (0.0938%) | 楽天 全米株式 (0.162%) |
ファンド名 (信託報酬) | SBI・V 全世界株式 (0.1338%) | 楽天 全世界株式 (0.202%) |
ファンド名 (信託報酬) | SBI・V 米国高配当株 (0.1238%) | 楽天 米国高配当株 (0.192%) |
中身が同じであれば信託報酬(運用コスト)の安いほうが利益が出せるため、SBI・Vシリーズは多くの投資家から人気を集めています。
コストの差がどれだけ影響を受けるのかについては下記の記事(⑤手数料を甘くみないこと)をご参照ください↓↓
デメリットはやや使い勝手が悪い点
SBI証券はブラウザ上の操作画面が見づらく、どこに自分の探しているページがあるのか捜索に時間がかかります。
楽天証券に比べるとデザイン性は格段に劣り、操作慣れが必要です。
またシステムメンテナンスが高頻度でおこなわれ、「取引したいときにできない」といったこともあるため、サブの証券口座を持っておくことをおすすめします。
とはいえ大きなデメリットはこれくらいのため、メリットのほうが圧倒的にあります。
まとめ SBI証券は低コストで開設必須の証券口座
- SBI証券のメリット
- ・国内株が有利に取引できる
(手数料が安く1株単位で取引可能)
・米国株も有利に取引できる
(為替コストや取引手数料をおさえられる)
・ジュニアNISAで外国株が買える
・定期自動買付が可能で手間がかからない
・格安投資信託「SBI・Vシリーズ」が購入できる
・住信SBIネット銀行と連携でき効率的な資産形成ができる - SBI証券のデメリット
- ・操作画面が見づらい
・メンテナンス頻度が多い
SBI証券は低コストで優良商品に投資できる一番おすすめの証券口座です。
株価や配当は自分ではコントロールできませんが、コストは自分でコントロールできます。
SBI証券はそのコントロールできる部分にこだわっており、利益を残しやすい優良証券です。
操作画面が見づらく、システムメンテナンスが高頻度でおこなわれるなど「少々扱い勝手が悪い」というデメリットがありますが、多くの方にとってメリットのほうが感じられるでしょう。
- 口座開設後2ヶ月間は米国株の取引手数料が無料になったり
- 投資信託積立設定でもれなく500ptが貰えたり
など投資初心者を応援するためのキャンペーンも豊富で、これから資産形成に力を入れたい方は開設しておいて損のない証券口座です。
口座開設自体は無料でおこなえます。人気証券のため開設に少々時間がかかるため申し込みは余裕を持ってお早めに。
手数料の安さ業界№1で優良商品も豊富
また無料情報誌やポイントなどのサービスが充実していて扱いやすい「楽天証券」や、独自の銘柄分析ツールを持っていて米国株・中国株取引に強い「マネックス証券」も開設しておくと、より有利な条件で資産形成を進めることができます。
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